一兆円産業の占い業界の「いま」を知る②
今週の「占い業界ニュース」
占いの国内市場規模は1兆円~2兆円とも言われており、現在も市場は拡大しています。
現在占い師として活動している私も、肌感覚でも占い市場にポテンシャルを感じる、経済規模が広がっていると感じることが多々あります。
そして、ビジネスとしての占いが伸び盛りなのは日本だけのお話ではありません。
米国でも同じく伸び盛りのビジネスジャンルとなっているようです。
今回は、その現地のレポート取り上げたビジネスインサイダーの記事の紹介をお届けします。
コロナ禍で星占いに頼る人が増えた? 5人の起業家に聞いた、占星術ビジネスのリアル(ビジネスインサイダー)
ビジネスとしての占星術は、2020年に突然登場したわけではない。もともと伸びていたものが、パンデミックの影響で加速した。
Insiderでも以前報じたように、星占いアプリの収益は2019年、4000万ドル近く増えた。SensorTowerのデータによると、これは割合にして64%だ。また、IBISWorldによると「神秘サービス」は2016年から2019年で1.4%伸びていて、業界全体としては22億ドル規模だ。
3月15日から21日にかけて、アメリカではGoogleトレンドで「コロナウイルス星占い」という言葉が急上昇した。「星占い」という言葉自体も年間を通じて頻繁に検索されていて、その人気はこの1カ月でさらに高まっている。
20年にわたって占星術を行い、ここ7年はフルタイムの占星術師として活躍しているニコラスさんは、自身のビジネスについて「安定的に成長している」という。
占い師としての私の実感としては、月間200件前後(11月は本日時点では126件、週3日占いをしているので今月も200件程度の件数になると予測)占いをしているのですが、今まで占っていて「コロナ」について直接的に聞かれたことは2,3件くらいでした。
おそらく、コロナについて正面から悩む(収まる時期、自分がかかるのかどうか?ワクチンを受けるべきかどうか?)よりは、コロナによって変化した人間関係や労働環境に適応しきれない方が、より今の状況を楽に過ごすためにどうしたらいいのか?という「二次的な」「派生的な」問題について悩むことの方が圧倒的に多いのだと思います。
私は占い師としての活動を始める以前から、個人トレーダーとして市場とかかわっており、現在も占い産業についての市場調査を行っています。日本には「ザッパラス」「メディア工房」など、占いコンテンツの提供を主たる業務内容としたの上場会社が4社ほどありますし、いずれも業績は好評で、コロナの影響を受けずに売り上げを伸ばしている傾向です。国内の占い市場の概況については来週以降に少しずつ紹介していきたいと思います。
ひと月200人占うあさみさんがお伝えする実占のコツ
鑑定時「ここを気を付けるだけで劇的にあなたの占いが向上する」というコツを一週間にひとつお知らせしています。
第2回 相談者の「負」のオーラをもらわず、安定したクオリティの鑑定を提供するために必要なたったひとつのこと
占いの相談には本当に様々な人がきます。
自分の想像の範疇を超えるほどの「負」のオーラを持っている人がたまに来たりします。
話をしているだけで重苦しい気持ちになり、その人の持っているどんよりした空気感に巻き込まれてしまい、ネガティブ思考のスイッチが無理やり入っちゃう感じです。
そうなるとまさに占い師として負けてしまいます。
「私はむいてない」「やめようかな」、「負」の雰囲気に影響されてこういった間違った思考が回転し始めてしまいます。
すると次の鑑定にも影響が出ますし、さらに占い師としてのセルフイメージを下げてしまいます。
ですから、まず「もらわない」ことが大事なのですが、何度か寝込むくらいもらった経験から、試行錯誤してみて、得た現時点でのコツをお伝えしたいと思います。
それは「声を張る」ということです。
ちょっとスピった話になりますが、声というのは実はいろんな情報をのせることができるんですよね。
月200件占っていると声を聴いただけで、その人の現在の生命力のレベルとか、周囲の環境(部屋の状況)とか、年収とかまでわかることがあるぐらいです。
ですから私はまず声をピカピカにすることを試してみました。
持っている声のトーンや声色を変えることはできないのですが、明るいキラキラした雰囲気が乗るように(声に笑顔が乗るように)、少し高めにトーンをあげて、声をパンと張って応じるようにしたところ、もらわなくなりました。
鑑定でもらうことが多くて、コンスタントな占いをするのが難しいと感じることがある方で、声について無頓着だった方は、ぜひ一度試してみて損はありません。
何度か録音で自分の声がちゃんと張れている(晴れている)か、確認してみるといいですよ。
ところで、私はなぜか知りませんが、現在、本気で占いに取り組んでいます。
占い師として目指したい地点は「占いがうまくなりたい」ということですが、具体的にうまくなるとはどういうことかというと、「クオリティの良い鑑定」を「コンスタントに」「長期的に」提供できるということだと思います。
天才的なものを持っている占い師は確かにたくさんいるのですが、多くの人が続けられずに辞めていってしまいます。
私は占いに関しては天才ではないので、才能の部分は努力でカバーするとして、それにはとりあえず「続けていく」ことが大事ですし、それから「場数を踏む」「試行錯誤する」ことを大事にしたいと考えました。
お客様は私を「手段」としていただき、占いを通じて幸せになっていただくことが大事ですし、同時に私はお客様に「占いがさらにうまくなる」機会をいただいているのだなと日々感じます。
一日の相談件数が15件を超えてきたあたりで、もらわなくなることに真剣に取り組まないと続けられなくなると感じたので、いろいろやってみた結果たどり着いたのが「声」でした。
気が付いてしまえば簡単なことなのですが、案外そこに気が付くまでに遠回りすることもあるかもしれないと思い、情報提供させていただきました。
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