「新たな習慣を持つ自分」に一票を投じ続ける
私からの3つのアイディア
1;
新たな自分に一票を入れ続けよう。
禁酒、ダイエットなど、「なりたい自分になるための習慣」に、毎日一票を入れよう。
なりたい自分に投票し続けた先に、「健康な自分」「目標体重を達成した自分」という「結果」が待っている。
一日一票投票することだけが、成果に近づく方法だ。
同時に、飲酒、過食などの「これまでの自分を維持するための習慣」に票を投じ続けていることをやめていこう。
2;
投票を記録することで、認知のゆがみを修正する。
10日、お酒をやめたのなら「お酒を飲まない自分」に10票入ったことになる。
1票は10票には勝てないはずだ。
しかし、多くの人は、「たった一回の食べ過ぎ」「たった一回の飲酒での羽目外し」を過度に大きな失敗にとらえ、自信を折り、そしてこれまでの自分を維持する習慣に戻ってしまう。
「感じ」にとらわれ、形成しつつある習慣を捨ててしまうのはやめよう。
新たな習慣に取り組んでも、「成果が上がっていない」と感じると、「自己評価を下げる」負の感情のスパイラルに入ってしまう。
そんな時は「記録」を読み返そう。習慣のために行動したら、一行でもよいから、SNSに投稿、日記に記録など、「習慣のために行動した自分」を痕跡として残しておこう。
たった一回の挫折を大きな問題にとらえないようにするために、新たな自分に何票入れたのか、記録をしておこう。
そして、認知のゆがみを起こさないために、定期的に票数を確認しよう。
3;
あらたな習慣は挫折しながら徐々に獲得していくもの
誰にでも「新たに身につけたい習慣」を自分のものにする前に挫折してしまった経験がある。そして、新たな習慣を始めたいとき、過去の挫折の記憶が自分のストッパーになる。「どうせ、また挫折するなら、やらない方がましだ」。
しかし、この誰にでもある経験を過大評価する必要があるだろうか?
やめてしまった習慣を再開する勇気を持つ。
また挫折してもそれは別に構わない。挫折してもまた再開する勇気を持つ。
何度も何度も繰り返し立ち上がる勇気を持つ。
要するに、勇気をもって立ち上がり続けることが大事だ。
ふたつの引用
小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。
常に正しく行動していても自信は生まれない。間違いを何度も乗り越えることで生まれてくるものである。
ひとつの質問
あなたは、得たい成果に近づきやすくするためには、記録をつけ、見直しをすることが有効であることを知っていますか?
記録は、あなたを勇気づけ前に進めてくれるということを、いずれあなたは心から知ることになります。
SNSに、手帳の片隅に、どんな方法でも構いません。あとから見直すことができるように、一日に一行でもよいので、新たな習慣のためにしたことを記録しておきましょう。
すでに登録済みの方は こちら